プログラミング初心者だけど、Unityでゲームを作ってみたい。
でも作り方が分かんない。
勉強する気持ちもあるけど、まず何からすれば良いのか分かりません。誰か具体的な方法を教えてください!!
こんな疑問に答えます。
■本記事のテーマ
【完全初心者向け】Unityでゲームを作るための勉強法【3ヶ月で出来る】
■具体的な勉強の仕方
- 超基本のプログラミングを勉強する
- 実際にゲームを作ってみる
- 繰り返し作ってみる
- 本を読んで勉強する
- 作りたいゲームを作ってみる
■記事の信頼性
記事を書いている僕は、Unity歴は1年ほど。
普段はこのブログでカードゲームの作り方の解説記事を書いています。
Unityはおろか、プログラミングすらほぼ知らなかった僕でも、半年程でこんなゲームを作れるようになりました↓
本記事では「ゲーム作りを頑張りたいけど、どこから手を付ければいいのか分からない!!」という方に向けて、
- 僕がゲームを作れるようになるまでに実際に行った勉強方法
- 今になって思う、もっと効率良く勉強する為の勉強方法
をまとめました。
この記事を読むことで、「実際のゲームの作り方、その勉強法、好きなゲームを作る方法」までイメージ出来るようになると思います。
僕自身、「ゲームを作ってみたいけど、何からやればいいんだろう、、」と色んなサイトを彷徨って、「結局なにすればいいの、、??」と悩んでました。
そんな当時の僕と似たような状況の方の力になれると嬉しいです。
それでは、さっそく見ていきましょう。
Contents
超基本のプログラミングを勉強する
ここで言っている「超基本のプログラミング」とは、
以下の単語の意味を知ってるかどうかですね。↓
- IF(条件分岐)
- For(繰り返し)
- 変数
- 関数(メソッド)
これらのプログラミングの基本単語の意味を知っていて、どんな時に使うのかをイメージ出来るのであれば、ここは読み飛ばしてOKです。
ここではプログラミングに触れるのが初めてという方に向けて、具体的な勉強方法を書いていきます。
具体的な勉強方法は?
勉強方法としては、本がおすすめですね。
理由としては、体系的に勉強出来るからです。
ネットじゃダメなの??
「本じゃなくて、ネットで調べれば良くない??」
という声が聞こえてきそうですが、
正直「IF(条件分岐)」「関数」など、上で示した単語の意味を知るだけなら、ググればOKです。
ただどうしてもネットの情報だけだと断片的な情報になってしまいます。
ネットで調べただけだと、こんな感じになりますね。
どう使うの??いつ使うの??
正直こんな勉強を続けても、いつまで経ってもゲームは作れないです。
勉強におすすめの本は??
「じゃあ勉強におすすめの本はなんなの??」
ってなると思うので、次は
- Unityのプログラミングに向けた勉強におすすめの本
- 僕が実際に読んで勉強した本
を紹介します。
■Unityのプログラミング勉強におすすめの本
スラスラ読める Unity C#ふりがなプログラミング /インプレス/安原祐二
この本の良いところとしては、この2点を1冊で勉強出来る所ですね。
- プログラミングの基本
- ゲーム作りに直結したプログラミング
ただプログラミングについて説明するだけで無く、初心者の人がほぼ躓くであろう「エラーの読み方」の説明があったり、図や絵が多いのも個人的にはポイント高いですね。
これなら素直に初心者の方でも「読み易いな〜」って思えると思います。
なのでもし今、僕が完全にプログラミング初心者だったら、この本から勉強を始めると思いますね。
■実際に僕が勉強の時に読んだ本
僕が実際にC#について勉強した本はこちらですね。
「C#についてちゃんと勉強したい!」って方はこちらの本もいいと思います。
実際、僕もこの本を読んでザックリと勉強しました。
ただプログラミング初心者の方であれば、先ほど紹介した本の方がおすすめです。
理由としては、ゲーム作りに直結したプログラミングを学ぶ本ではないからですね。
初心者はまだプログラミングについて、今の時点ではそこまで深く知る必要は無いです。
もしこの本で勉強するにしても、まずは一旦「プログラミングってこんなものか。」ってイメージが掴めれば十分です。
オブジェクト指向とは??とか知る必要ないです。プログラミングの雰囲気が掴めれば次にちゃっちゃと進みましょう
※【無料】で読めます (2020/11/22時点)
ちなみに紹介した2冊の本はAmazonの「Kindle Unlimited」を利用している人なら現在、無料で読むことが出来ます。
(ちなみに「Kindle Unlimited」とは、Amazonが行っている月額980円で対象の本が読み放題になるサブスクリプションのサービスです。スマホがあれば読めます。)
「Kindle Unlimited」を利用している人は2冊とも無料でダウンロードして読めるので、読んで勉強してみて下さい。(まずは「ふりがなプログラミング」の方がおすすめ)
ちなみに今まで一度も「Kindle Unlimited」を利用したことのない人は一ヶ月間、無料体験が出来ます。
もちろん体験してみて、「必要ないかなー」と思った場合は、1か月以内に退会すればお金は一切かかりません。
これははっきりやらないのは超損ですね。
本2冊分、約3000円をゴミ箱にダンクシュート決めてるレベルですね。もはや恐怖です。
無料の本も入れ替えがあり、1週間後にはもう無料じゃなかった!!って場合もあるので迷ってるなら今すぐ無料体験してみるのがおすすめです。
(2021/4/3 追記)
確認したところ、現在「ふりがなプログラミング」がKindle Unlimitedの対象から外れてしまったようです。。
「1週間でC#の基礎が学べる本」についてはまだ対象ですが、いつ対象外になるかは分からないので、気になる方は早めにチェックすることをおすすめします。
実際にゲームを作ってみる
プログラミングの基本を学んだら、
次は実際にゲームを作っていきましょう。
とは言っても、
いきなり作れるわけないじゃん?!
と、大半の人は半ギレ気味だと思うので、
ここでは具体的にゲームを作る為の方法を2つ紹介します。
ゲームを作るための方法2つ
大きく分けて、
独学 or 通学(教わりながらゲームを作る)
のどちらかになると思います。
ここに関してはどっちが良いとかはないです。
自分に合う方を選びましょう。
(完全に初心者の方なら、最初だけでも教えてもらいながらゲームを作る方が、挫折しない&スタートダッシュを決められて良いかもです)
それぞれの具体的な方法としてはこちらになります↓
【独学】一人で勉強して作る:
・Unityの公式の解説動画を見る
・ゲーム作成解説の本を読む
・ゲーム作成解説ブログ記事を見る
【通学】しっかり教わりながら作る:
・プログラミングスクールで教わりながら作る
ではそれぞれについてより詳しく説明していきます。
Unity公式の解説動画を見てゲームを作る
まず選択肢の一つとして、Unity公式の解説動画があります。
Unityには”チュートリアル”という、初めてUnityを触る人の為に用意された練習用プログラムみたいものがあります。
「Unity チュートリアル」って調べれば無数に出てきますが、やはりおすすめはUnity公式の動画教材ですね。
おすすめの理由は、この3つです↓
- 種類が豊富
- 難度が選べる
- 教材としてしっかりしてる
色々なゲームの種類があって、難易度も違うので、
自分のレベルに合わせてやってみたいのをとりあえずやってみるといいです。
ただし教材自体が英語なので、正直分かり辛い部分は否めないですね。。
なので、英語を読める人 or 英語でも頑張れる!って人が対象になるかと思います。
とは言え、一旦「こんなのがあるんだなー」と眺めてみるのはありです。
ゲーム作成の解説本を読んでゲームを作る
次におすすめなのは、初心者向けにゲームの作り方を解説してる本やブログ記事を読んでゲームを作ることですね。
まずは初心者向けの本を一冊買って、解説を見ながら実際に作っていく方がおすすめです。
やっぱりブログ記事等よりも本の方が情報がまとまっているので。
おすすめの本としては、この辺りなら間違いは無いかと思います。↓
中では、楽しく学ぶ Unity 2D超入門講座が初心者向けですかね。
とはいえ、そこまでの差はないですのでここは個人の好みで選んでしまってOKです。
ゲーム作成の解説ブログ記事を読んでゲームを作る
次にゲーム作成記事ですが、正直「Unity 初心者 チュートリアル」って調べれば無数に出てきます。
なので自分が作りたい!!って思うゲームの解説記事を選べばOKです。
ちなみにこちらのブログではカードゲームの作り方記事を完全初心者向けに書いているので「カードゲームを作ってみたい!!」ってひとはそちらから始めてもいい思います↓
なんか難しそうだな~。。って感じたら
チラッと記事や動画を覗いてみて、一人だと実際よく分からないし、独学だとちょっと不安なひとは、次に紹介するプログラミングスクールについても目を通しておくと良いかもです。
独学でやってこうと思ってる方も、プログラミングスクールに対して極度の嫌悪感でもなければ選択肢のひとつにはなると思います。
独学だと不安な人は??
プログラミングスクールが選択肢に入ってくると思います。
初心者の方がプログラミングスクールを選ぶメリットとしては、こんな感じですね↓
- 独学よりも早くゲームが作れるようになる
- 今あるやる気を無くさないで済む
- 最初に躓かないで進んでいける
特に「早くゲームが作れるようになる」というのがめちゃくちゃ大事ですね。
何に対してもそうですが、初めてやる時が一番大変ですよね。
Unityでのゲーム作りも、初めは本当に大変です。
コードを覚えること。
画面に文字を表示させること。
ボタン一つ作ること。etc…
これら全部調べながらやるのはほんとにしんどいです。
ゲームが作りたいのに、その前々々々段階で躓いて、ほとんど完成に近づいてる感じがしないです。
だから無理に独学で進めると、ゲームを完成させる前に飽きてやめちゃうひとも多いです。
せっかく「ゲームが作りたい!!」って思ってこんな記事まで読んでくれているのに、
始め方を間違えて「よく分かんないし、もういいや。飽きた。」ってなってしまうのは超もったいないです。
なので独学が無理そうなら、無理に頑張らないでプロに教えてもらいながら作る。という選択はめちゃめちゃありな選択だと思います。
じゃあ、どこのプログラミングスクールが良いの??
ざっくりいうと、対面とオンラインのスクールがありますが、
- スクールまでの移動時間
- やろうと思った瞬間やり始められること
- 現地まで行かなきゃいけない心理的ハードル、、、など
これらを考えると、個人的には完全オンラインスクール一択かと思います。
なかでもおすすめはこの2つですかね↓
もしあなたが
って思うようなら、
とりあえず覗いてみて、「プログラミングスクールってどんなものなのか」の説明を見てみるだけでもかなり大きな収穫があるかと思います。
ゲーム作ってみたいけどよく分かんないな~。
よしとりあえずYouTube見よ!!
なんてやってたら一生ゲームなんて作れません。
勢いでポチるのも時には大事です。
※更新情報(2020年11月22日):0円コースがあります
現在TeckAcademyで、
無料でプログラミングの基本を一週間勉強出来るコースがあるみたいです。
プログラミング完全初心者の方は一週間で基本を身に付けてから、ゲームを作り始めるのはかなりおすすめ出来ますね。
「基本的に独学でいい」ってひとも、一週間の体験でプログラミングの基本を勉強出来るので、無料で最初だけ教えてもらって、その後独学で進めていくのもありだと思います。
やり始めが一番大変なので、そこをプロの方に教えて貰えるとスタートダッシュを決められますし、その後の学習の進み具合も全然変わってきます。
今、僕がプログラミング初心者で「ゲームを作りたい!」ってなった時には、まずは無料でオンラインスクールで勉強一択かなと思いますね。
≫ TechAcademyの無料体験を見に行く
※無料で一週間、プログラミングの基本について勉強できます
≫ TECH STADIUMの無料説明会を見に行く
※ひとまず実際のスクールの雰囲気を見てみると良いかもです
もう一度、同じゲームを作ってみる
教えてもらいながらゲームを作る事が出来たら、もう一度同じゲームを作りましょう。
理由としては、一回作ったくらいではその技術は身に付かないから。ですね。
って思うかもしれないですが、始めたばっかりの時は特に復習が大事です。
むしろ初心者の時は、復習に力を入れた方が効率的ですね。
理由としては、一回作ったくらいじゃほぼ分かんないですし、作り終えた後の理解度は恐らく2%くらいです。
でももう一回同じものを作ると理解度は格段に高まります。
簡単なものなら理解度50%くらいになれます。
そして理解度50%になれたら、次のゲームを作りましょう。
始めのうちは2%を集め周るよりも、1つ1つのゲームをしっかり理解して進んでいく方が効率的です。
色々なことをするよりも、最初は復習メインで作っていきましょう。
また軽く勉強してみよう
ゲームを作る感覚を知ったら、また一通り本を読んで勉強してみましょう。
一度ゲームを作った経験があるので、最初に何も知らずに読んだ時とは違って今度はスルスルと頭に入ってくると思います。
とは言ってもまだまだ分からないことはいっぱい出てくると思います。
でも全然大丈夫です。
「オブジェクト指向ってもんがあるんだなあ」ってレベルで全然OKです。
「あの時ゲーム作りながらやってたのは、これだったのか?!」
ってわかるようになっていたら、もう十分成長出来ています。
具体的な勉強方法は??
先ほど紹介した本をもう一度、一通り読んで勉強しましょう。
先ほど紹介した本はこちらですね↓
・スラスラ読める Unity C#ふりがなプログラミング
Unityでのゲーム作成に沿って、実践的にプログラミングを勉強できます
・1週間でC#の基礎が学べる本
上の本をよりも深くC#プログラミングについて勉強できます
※先ほども書きましたが、KindleUnlimitedを利用している方なら、この2冊とも無料で読むことが出来ます。(2021/4/3時点で「ふりがなプログラミング」が対象から外れてしまったので、現時点では無料の対象は「1週間でC#の基礎が学べる本」になります。)
利用したことのない方も現在一か月間の無料体験が出来ますので、この機会に活用するといいと思います。
この段階で読むのであれば、1週間でC#の基礎が学べる本の方がおすすめですね。
この一冊でC#について体系的に勉強出来ます。
とは言っても、書いてあることを全て理解できなくても大丈夫です。
本の理解度は7割くらい出来たら次に進んでいきましょう。
自分の作りたいゲームを作ってみる
勉強しながら、解説を受けながらでもゲームをいくつか作ることが出来た今なら、
あなたは自分が作りたかったゲームを作れるはずです。
実際に作っていきましょう!!
とはいえ、
「よし、モンハンみたいなゲームを作るぞ!!」とか、
「世界一ダウンロードされるアプリを作って大富豪になってやる。わはは!」
とか言うのは無理です。諦めて下さい。
モンハンは、企業が大勢のプロを雇って、数年かけて作り上げたゲームです。
ゲーム制作歴3ヶ月の半素人では作れるわけないです。企業を舐めちゃダメ。
アプリゲームだって名も知られてない人が作ったよく分からないゲームなんてやらないですよね?
まして課金なんてされないです。大富豪は一旦、諦めましょう。
でも落ち込まないでください。
今のあなたよりも出来ることは格段に増えてるはずです。
作りたいゲームのハードルを出来るだけ下げてみましょう。
もしくは今まで作ったゲームを自分なりに改良して、面白いと思えるゲームにしてみて下さい。
そんなゲームですら、きっと作るのは難しいです。
でもこの段階まで来れれば、勉強も楽しめます。調べるのだってうまくなってます。
楽しみながら自分の作りたいゲームを作れるようになっているはずです。
【まとめ】Unityでゲームを作るまでの勉強方法
では最後に、今回の内容についてまとめていきます。
■初心者の方がゲームを作るまでの勉強方法
①本を読んでプログラミングの超基本を軽く勉強する
おすすめの本は
・スラスラ読める Unity C#ふりがなプログラミング
・1週間でC#の基礎が学べる本
※KindleUnlimitedにて無料で読めます。
≫ 1か月無料体験を見に行く
②実際にゲームを作ってみる
■独学なら
・Unity公式動画
・他のゲーム制作解説の本
おすすめの本は、
・楽しく学ぶ Unity 2D超入門講座
・Unityの教科書 Unity 2020完全対応版
・Unity 3D/2Dゲーム開発実践入門 Unity 2019対応版
・他のゲーム制作解説ブログ記事
※TCGが作りたい方はこちら
■スクールなら
・TeckAcademy Unityコース
・TECH STADIUM
※無料でプログラミングの基本が学べるコースがあります
③もう一度同じゲームを作ってみる
教わりながら一度作れたところでほぼ身に付いてません。
もう一度同じゲームを作ってみて、知識を定着させましょう。
④本を一通り読み通して勉強する
最初に読んだ本を今度は7割くらい理解できるまで読み直しましょう
さっきと同じだけど一応↓
おすすめの本は
・スラスラ読める Unity C#ふりがなプログラミング
・1週間でC#の基礎が学べる本
※KindleUnlimitedにて無料で読めます。
≫ 1か月無料体験を見に行く
5.作りたいゲームを作ってみる
ここまで来れたらもう作りたいゲームを作る力を持ってるはずです。
とはいえハードルは下げつつ、楽しみながらゲームを作っていきましょう。
ではでは随分長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事があなたのゲーム制作第一歩の後押しになれれば幸いです。
じゃあ終わりっ!!
最後に本のリンクをまとめて貼っておきますね↓
KindleUnlimitedの無料体験はこちら↓
≫ KindleUnlimitedの1か月無料体験を見に行く
2Dで作成するカードゲームについて詳しい解説書ってありますか?
んー、、私が知る限りでは、
カードゲームの作り方が書いてある解説書はなかったと思います。
ただブログなり、YouTubeなりで出てくる情報で基本的なものは作れると思うので、
まずはそこから始めてみるのが良いかと!